大山ねずの命信示教会について赤裸々に語る

約40年大山ねずの命の落ちこぼれ信者だった私が、本物の信者として歩み始めたきっかけ

第二の転機 肺に影と夫婦関係の変化

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第二子の学校生活が軌道に乗り、私たちは夏休みを迎えました。

それは、私がずっと楽しみにしていた実家への里帰りを意味します。

家族全員で楽しみにしていた帰省です。

私はこの帰省が方位を侵すことにならないよう、ずっと祈願をしていました。

ただその頃までには、夕方の祈願を忘れることが多々ありました。

仕事から帰ってあれこれしている間に忘れてしまうパターンと、面倒くさくてサボってしまう2パターンです。

それでも朝の祈願は欠かさずしていました。

 

待ちに待った夏休み。

母と一緒に人間ドックも予約しました。

人間ドックは私にとって初めての経験。

血液検査、胃カメラ、レントゲン、超音波検査、一通り受け、すぐ結果が出るものは検査後すぐお医者様から話を聞けました。

健康的な生活を送っているという自負があったので、どこも悪いとこなどないだろうと高を括っていたのですが、なんと母よりも私の方が指摘を受ける箇所が多かったのです。

中でも気になったのは、左肺にある小さな白い影。

念のため症状がなくとも精密検査をした方がいいとのことでした。

 

子供の頃頃喘息持ちで、度々発作を起こすこともありましたが、大人になってからは稀に息苦しくなる程度でほとんど治っていました。

ところが1,2年くらい前から気管支拡張剤を使わないと夜眠れなくなっていたので、もしかしてそれと関係があるのだろうかと思い、我が家に帰ってからすぐ、近くの病院へ行き、血液検査と尿検査、後日喘息の検査も受けました。

レントゲンで見る限り確かに肺に影はあるが、尿検査、血液検査、喘息の検査でも異常は見つからず、症状もないので今の段階ではなんとも言えない。

2ヶ月後にまたレントゲンを撮って様子を見ましょうということになりましたが、その後一週間くらいで左肺に違和感を感じるようになり、日増しに違和感を感じる部分が広がっていきました。

喘息のような息苦しさも悪化しました。

 

左胸にはっきり違和感を感じるようになってから一か月くらい経ったある日、症状が急激に悪化し、左肺だけあまり開かない感覚に襲われました。

息苦しさもひどくなっています。

すぐに病院に行きレントゲンを撮りましたが、前回撮った時と変わらないと言われました。

ただ、気管支拡張剤で息苦しさは抑えられると伝えたとこ、気管支拡張剤とステロイド薬を処方してもらえました。

そして念のため心電図ともう一度血液検査をすることになりました。

 薬のおかげか翌日から息苦しさは緩和されましたが、依然として胸の圧迫感は消えませんでした。

後日受けた心電図と血液検査でも異常は見つからず、以前とは違うより精密な呼吸機能検査も受けましたが、やはり喘息ではないと診断され、とうとうMRI検査を受けることになりました。

 

話は変わって、当時の夫との関係です。

実家に帰省した夏休みまで遡ります。

私の実家ですらぐうたらしている夫の態度に、私の怒りは頂点に達しました。

向こうも毎日のようにイライラしていて、私に辛辣な言葉を投げてきます。

頭にきて用がない時は一切無視をしていました。

 

こういう時こそ祈願を使って気持ちを抑えればいいのですが、夫のことで腹を立てた時は絶対祈願をしませんでした。

なぜなら、怒りが収まってしまったら、私が感じたのと同じくらい嫌な気持ちを、夫に味わわせることができないと思っていたからです。

なんて醜い心の動きだったことか。

でも、その時の私は、夫だけは絶対許せないと思っていたので、夫に関する問題はほとんど祈願したことはありませんでした。

それに頑固な人なので、祈願したところで変わるはずもないし、するだけ無駄と思っていました。

 

ところが、実家に滞在中両親も含めて小旅行をした時のことです。

夫と宿泊先で二人きりになる機会がありました。

夫は一人でアルコールを飲み、私は極力関わらないようにしていました。

すると、夫が突然泣き始めたのです。

何かと思って尋ねてみると、ずっと私に冷たくされて悲しかったと言うではありませんか。

私はビックリしてしまいました。

夫は私に嫌われていると思っていたそうです。

確かに嫌いな部分は沢山ありましたが、私の場合、冷たくされて腹を立てていたので、仕返しに冷たくしていただけです。

それが悪循環を生みだしていたのだと、その時初めて知りました。

その後私たちはお互いに謝罪し、仲直りをし、これからはもっと仲良くしようと約束しました。

それ以降、私は夫のことも祈願に取り入れることができるようになりました。

ところがその後、私たちの関係は再び大きく揺れ動くことになるのです。